病気というほどではない「ちょっとした体の不調」にも、症状に合わせたケアが必要です。生活習慣を見直すとともに、毎日の食事から健康を手助けしましょう。ただし、過信は禁物です。不快な症状が緩和されない時は医師または薬剤師に相談しましょう。
《 二
日 酔 い 》
●空腹時の飲酒は避ける
⇒ 空腹時はアルコールの吸収が早く、悪酔いの原因と
なります。
●つまみは良質のたんぱく質をとる
⇒ 過度の飲酒は胃の粘膜を薄くします。胃の負担に
なるつまみは避けましょう。
●一杯を約15分かけて飲む
⇒ 1時間に肝臓の処理できるアルコール量は日本酒
にして0.3合くらいです。
●タバコはできるだけ制限する
<食事のポイント>
「お酒を飲んだ翌朝にしじみ汁を飲め」と言われますが、
それは肝臓に効果があるためです。また、大豆に含まれ
るコリンがレシチンに変化することにより肝臓の中に入っ
たアルコールが脂肪になって蓄積されるのを防ぐ作用が
あります。その際に梅干を一緒に食べると、相乗効果で
アルコールを体外へ排出するのに役立ちます。水分をた
っぷりとってアルコールを排出させましょう。利尿作用の
ある食品(あずき・大根など)を利用しても良いでしょう。
ウィンドウを閉じる
|